打 刻 | レーザー | ドット | けがき | エンボス | 電解腐食 | 彫 刻 | |
刻印深さ | ◎ | × | ◎ | ○ | 凸◎ | × | ◎ |
文字種類 | △ | ◎ | ◎ | ◎ | × | △ | ◎ |
デザイン性 | △ | ◎ | ◎ | ○ | △ | ○ | ◎ |
刻印深さによる選定
刻印深さは、「誰にでもわかる」という視認性、「消えない」という耐久性を考える上で非常に重要である。この刻印深さについては圧倒的に打刻式が有利となる。ドット式も深さの面では非常に深く刻印できるが、文字を点での表現していく上で見た目に劣ってしまう。しかしながら両者とも深く打てば打つほど薄物ワーク(プレート等)において歪みを生じさせる。ワーク形状、厚みなどによって、刻印深さには限度があります。
文字種類による選定
文字種類においては、文字の種類・ロゴマークなどを自由に編集できる彫刻式を始め、レーザー式・ドット式・けがき式が圧倒的に有利である。
デザイン性による選定
デザインを重視する場合の生産性による比較
打 刻 | レーザー | ドット | けがき | エンボス | 電解腐食 | 彫 刻 | |
生産性 | - | ◎ | ○ | △ | - | - | △ |
デザイン性においても、文字種類と同様である。凹凸・グラデーションによる立体感などを追求するならば彫刻式が有利であるが、彫刻する時間とプログラミングなどの手間がかかり生産性には貢献できない。ドット式でもドットの深さを変えながら濃淡を出す表現もできるものもある。どちらにせよデザイン性を求めると生産性が悪くなるようです。